作品 6 はじめての水彩画

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50年ぶりの絵の世界。

今のは 紙も 鉛筆も 素晴らし過ぎ! 紙が上質で見いってしまう。

特に 練り消しゴム

水彩絵具も この色 ! トレビアン

昔 岡崎高校の部室で北野君が「ニュートン社のアイボリーブラックには本当に象牙が入っているんだって」私「そっかー」1ドル360円時代、高価な外国製絵具など手が届きません。夢の世界。 今 ニュートン社の絵具の方が国産より安い。

 

上は フェルメールの風景画を参考に。

プルーストが小説「失われた時をもとめて」で「世界一美しい」と讃えた絵。

フェルメールの元絵は暗い北欧風景 買ってきた絵具でささっとやったら南欧風に。 

勉強になったのは 実際のこの場の写真と比較 フェルメールは故郷の風景を大幅に再構築。実際は右の水面が狭い。良い構成比。 新旧の教会とか いい感じに再配置。

 

 

作品 7 日本画 クマのプーさん

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 社会人の大学院で一緒にシェイクスピアを学んだ友人の中に、画家がみえました。渡邊画伯。向島育ちの江戸っ子 今は市川在住。時々お目にかかります。永井荷風の行きつけの店で荷風定食 お銚子つき。晩年の荷風は市川住まい。JR市川駅で待ち合わせ。私は30分は前に行く習性なので時間前 市川駅ビル商店街を散策。その本屋さんで老人のボケ防止塗り絵本を買ってしまいました。その1ページを日本画の絵の具で彩色。京都 横山大観御用達の絵の具店で買った絵の具 ちょっといいでしょ。

 

 

 

作品 8 習作 土牛 醍醐の桜 

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奥村土牛 素晴らしい
一番すばらしい絵を、

模写をしてみました。

形をまねるのではなく 土牛の美の世界を探求。

構図が ・・・・・ 何と言ったらいいのか。

醍醐寺に行き桜、白壁を見ましたが 実物は普通の桜でそんなに美しくありません。

桜の木の枝ぶりも 天白川沿いの並木を冬から春まで 写真をとりながら観察 どれもこれも平凡 十人並み で美的ではありません。モデルさんは月並み 土牛のはミロのヴィーナス。・・・・・はヴィーナス がはいるのでしょうか。

日本画の岩絵の具のためか 意図したよりも綺麗に描けました。

日本画をはじめてよかった。

 

作品 9 前半 デッサン 表情  後半 ピカソに学ぶデッサン

 

前半

 

人物画 独学中

表情 

 

能面から学びたいのですが・・

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しかし 市販のデッサン教科書は 美少女志向

 

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見上げる表情

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若い顔

 

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デッサン 第1作 「アンドロイド」 比率を学ぶ

比率が良ければ美しく見える。レッスン 1。

模写(と言っていいのか、精密ではない・・) 芳年 明治の表情を学ぶ
表情は目鼻だけでなく 肩の構えとか 全身でつくられる。
服装も大きな要素。
「散歩したそう」と芳年は限定するが 気持ちを素直に出すときもあれば、抑えることもあり。その陰りが人間らしい表情というものであろう。

鈴木春信 江戸時代の表情 実物はボストンに

タイの菩薩像 石像の模写
タイの人々にとって菩薩はどのような存在か この表情は何を意味するのか?
表情の意味は歴史的文化的に異なる。

横山大観 初期作品の緊張感を写したく・・
絵の作者の年齢  × モデルさんの年齢で 表情も多次元

サザエさん (戦後/自由)な表情
わたしは モナ・リザを見るよりもサザエさんを見る方が元気が出る。
人柄が楽しいと元気が出るのだろうか?

手塚治虫 「リボンの騎士」 ヘル夫人(魔女)元気溌剌
「フランツ王子 あなたの国はもらう。手段は択ばないからね」

二年前の習作

 


後半 

ピカソに学ぶデッサン

ヒップホップ・ピカソ

納得できる要素を学び 趣味にあわない要素は捨象

(1)鉛筆で描きこみ過ぎを 水彩鉛筆でシンプルに

(2)右上 杯に迫る軍人を捨象

(3)花を彩色

(4)色彩を原色に

(5) 白黒の原画に彩色

(6)色彩を捨象

(7) 彩色 隣の男性を捨象